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自分の投資スタンスを確認する

さて、株式で投資で収益を上げるためには、投資スタンスを確立することは欠かせません。何の根拠もなしに漫然と売買を繰り返していては、損失が膨らむばかりです。


資金はどのくらいの予定ですか。どのくらいのリスクを取れるでしょうか。どのような条件で銘柄を選びますか。大規模で安定した企業でしょうか。それとも成長性の高い新興企業でしょうか。業種や業態に関してはどうでしょうか。また、どのタイミングで売買しますか。各種の指標に関してはどうでしょうか。どの程度の期間保有する予定ですか。


何%値上がりした時点で売却する予定ですか。あるいは売却を考えず長期保有しますか。そして値下がりした場合の対応については考えているでしょうか。 場当たり的に売買するのではなく事前に決めたスタンスに沿って投資することにより、効率的に利益を上げることができるのです。


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テクニカルで買う

投資スタンスの一つであるテクニカル売買についてです。テクニカル売買とは簡単に言って過去の値動きを参考にして売買することです。インターネットなどで銘柄について検索すると、チャートと呼ばれるグラフが表示されます。これは過去の値動きを表したグラフです。一般に株価の動きには法則があるといわれています。


例えば短期間に株価が大きく上げた場合は反動として少し下がります。あるいは大きく下げた場合はやはり反動で少しあげます。 チャートは株価がどういう経路をたどって今の値をつけているのかを示します。テクニカルで売買する投資家にとってチャートの分析は欠かせません。


もちろん、将来の株価について100%断定することは出来ないのですが、株価を決めているのは人間ですから、過去の場面で多くの投資家がどのように判断したかと言う事実は、将来の株価を予測するための参考になるのです。 テクニカル売買は、値動きを追いかけて売買するという特性上、特に短期売買に向いていると言えます。


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ファンダメンタルで買う

テクニカル売買と対を成すのがファンダメンタルを意識した投資法です。ファンダメンタルとは「基礎的事項」と言う意味ですが、ファンダメンタルで投資するということは企業業績の基礎的な指標を分析し、割安な銘柄に投資しするということです。


この投資法は、業績や成長性にからみて株価が割安に放置されている銘柄は、いずれ市場によって株価水準が訂正されるという発想に基づいています。一般的に水準訂正にはある程度時間がかかるとされていますし、短期的な株価の動きは時としてファンダメンタルを無視しますので、この投資法は長期投資をする場合に有効なと言えるでしょう。


テクニカル手法が短期の値動きを追いかけ、企業本来の価値や業績には重きを置かないのと対照的です。ウォーレン・バフェット、ジム・ロジャースなど株式市場で大成功を収めている投資家の多くがこの方法を用いています。


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長期投資は基本中の基本

さて、特に中国株投資をする場合には長期投資が基本になります。そもそもなぜ中国株に投資するのでしょうか。多くの場合、中国の成長性に期待するからであり、長期的には米国をもしのぐ市場になるという視点に基づいているはずです。


しかし、株式市場の短期的な値動きは今挙げた「ファンダメンタル」の要素を無視して動きます。2007年8月には世界的に信用不安が生じ中国株の市場、特に香港市場は大きな影響を受けました。短期的に大暴落し、また短期間で元に戻りました。実際の所、こういった値動きは中国企業の業績とはほとんど関係がありません。もちろんテクニカル売買をしている投資家にとって乱高下は腕の見せ所ですが、ファンダメンタルで株を買っている投資家はこのような時には静観するはずです。


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分散投資はとても重要~時期の分散

ファンダメンタル投資の場合、分散投資は非常に重要です。なぜなら投資で成功するためにもっとも重要な要素の一つはリスクを軽減すること、だからです。分散投資はリスク軽減のもっとも基本的なテクニックです。


「すべての資金を一つの銘柄に集中投資して、値上がりを待つ」もし、株価が確実に上昇するのであれば、この方法がもっとも効率的でしょう。しかし、割安な銘柄であっても、短期的な株価を確実に予想するのは困難です。買った途端に大きく値下がりということも十分ありえるのです。


ですから、長期で投資したい企業が見つかった場合、時期をずらし何度かに分けて株を買うことにより、短期的な株価のブレを吸収し、より適正な価格で投資することができます。


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分散投資はとても重要~同業他社への銘柄の分散

分散投資の別の要素は銘柄の分散です。例えばあなたが食品関係の企業に投資することを考えているとします。もし一つの企業だけに絞って投資した場合、何らかの不祥事が生じたときに受けるダメージは非常に大きくなります。例えば賞味期限の偽装が報じられたらどうでしょうか。当然その企業の株価は急落します。しかしこの時同業他社の株価はどうでしょうか。これは上昇することが多いのです。


雪印乳業が不祥事の渦中にあった時、雪印の株価は暴落、同業他社の株価、例えば明治乳業などの株価は急騰しました。雪印のシェアが同業他社に移るという思惑からのこのような値動きになりました。いつでも同じ値動きになるとは限りませんが、少なくとも一社に絞って投資するよりは複数の企業に分けて投資するほうが、リスクを軽減できることは確かです。


とは言え、最近の派遣業界の不祥事のように一社の疑惑が業界全体への不信感を招き業種として急落するということもありえるので、注意が必要です。


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分散投資はとても重要~業種の分散

1株にあなたが出したお金は100万円だったとします。全部で100株あるので、その時点であなたはコンビニの価値を100万円×100で1億円と判断したということになります。


しかし、会社の価値というのは刻一刻と変わります。コンビニの近所に大きな工場の建設が決まりました。売り上げが増加が期待できます。コンビニの価値が上がるということです。100メートル先に新しいコンビニがオープンしました。競争で売り上げの低下が予想されます。つまりコンビニの価値が下がるということです。賞味期限切れお弁当を販売してしまったことが発覚しました。信用を失います。当然価値も下がります。


いうなれば当初一億円が適正だったコンビニの値段は状況の変化で1億1千万になったり9千万になったりすると言うことです。つまり、これが株価の上下となって現れるわけです。


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ナンピン買いって?

分散投資の更に別の要素として業種の分散を挙げることが出来ます。株価に影響を与える外部要因はたくさんありますが代表的な要素に為替があります。例えば為替が円安に振れると一般に輸出企業は有利になります。


日本企業がアメリカで1万ドルの自動車を売ったとすると1$=120円なら120万円が手に入りますが110円なら110万円しか手に入りません。円が安いほうが日本の輸出企業には有利なのです。反対に輸入に頼るウェイトが高い企業には円高が有利です。これは中国企業にとっても同じです。


人民元相場が輸出企業の株価に影響を与えます。一方、輸出輸入にかかわっていない企業は比較的、為替の動きには左右されません。例えば輸出関連業種にのみ集中投資した場合、為替など外部要因の変化をまともに食らいますが、業種を分散して投資することによりやはりリスクを軽減することが出来るのです。


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ロスカットは命綱

ロスカットとは何でしょうか。簡単に言うと「損切り」のことです。投資した株が値下がりし、リスクの許容範囲を超えた場合に、損失を出して売却することを言います。株式投資で大きな損失を出す原因の一つがロスカットをしないことです。


もちろん株式は会社が倒産しない限りは0にはなりませんし、所有し続ければいつかは株価もいつかは上がると考えたくなる投資家心理も当然のものです。しかし、香港GEMなどには最高値から10分の1場合によっては100分の1まで値下がりし、しかも株価はほとんど回復もしない、という銘柄もゴロゴロあります。


ファンダメンタルから考えて割安な銘柄に投資していればそこまでの下落は考えにくいかもしれませんが、企業を取り巻く環境や状況は刻一刻変化しますから、購入時の判断が永久に有効なわけではないことも当然の事実です。例えば、「15%下がったらロスカットする」などのルールを決めておくことにより、致命的なダメージを回避することが出来るのです。


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